アフリカ ザンビア共和国で採集した、マストミスを含む様々な齧歯類動物の保有するアレナウイルスを分離し、マストミスから新規LunaウイルスSLW株、Grammomys属ネズミからSolweziウイルスを発見した。これらのウイルス及び、これまでに分離したアフリカンピグミーマウス由来Lunkウイルスの細胞侵入機構を解析するため、近縁種であるラッサウイルスの細胞侵入受容体であるLAMP-1の機能を検討した結果、Lunaウイルスは齧歯類動物のLAMP-1を受容体とするが、Solweziウイルス及びLunkウイルスは受容体として利用できないことを明らかとした。
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