研究課題
平成26年度では、オーダーメイド型バベシアワクチンの開発に向けて以下の研究成果を得た。1)ウシバベシアの赤血球侵入を試験管内で評価できる手法を開発した。2)ウシバベシアの遺伝子改変を可能とする技術を確立した。3)マダニからウシバベシアの遺伝子検出を可能とする手法を確立した。4)フィリピン及びスリランカの牛や水牛に蔓延するウシバベシアの赤血球侵入関連因子の遺伝子多型を明らかにした。5)ウシバベシアのメロゾイト期における遺伝子発現プロファイルと転写機序について明らかにした。いずれもバベシア症に対するワクチン開発に向けた重要な知見となった。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (5件)
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