研究課題
挑戦的萌芽研究
果樹の重要害虫であるチャバネアオカメムシは「薄明薄暮性」の活動リズムパターンを示す。この薄明薄暮性が、日の出や日没時の超微弱光によってどのような支配を受けているのかを調査した。高感度アクトグラフを用いて直径4cmプラスチック容器内での微小動作を検出したところ、市民薄明よりも低照度の光で活動が励起され、特定の光受容体の吸収波長が強く支配していることが示された。
応用昆虫学