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2014 年度 研究成果報告書

親電子シグナルを機軸とした心筋レドックス恒常性制御基盤の構築と心不全治療への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 25670031
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生物系薬学
研究機関大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設)

研究代表者

西田 基宏  大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設), 岡崎統合バイオサイエンスセンター, 教授 (90342641)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード活性酸素 / 硫黄 / 循環 / 心不全
研究成果の概要

我々は硫化水素(H2S/HS-)が心筋梗塞後に生成される親電子物質を求核置換反応により直接消去し,慢性心不全を抑制する可能性を明らかにした.しかし,H2S/HS-が求核シグナルとして働く分子実体かどうかについては不明であった.本研究では、内因性活性硫黄の分子実体を明らかにし,硫黄蓄積を主眼とした慢性心不全治療法の有効性を確立させることを目的とした.その結果,タンパク質などに含まれるシステインのポリ硫黄鎖が活性硫黄の分子実体として働くことが明らかとなった.さらに,ポリ硫黄を多く含む食品をマウスに摂取させることで,H2S/HS-よりもはるかに強い心筋保護効果が得られることを確認した.

自由記述の分野

薬理学

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公開日: 2016-09-02  

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