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2013 年度 研究成果報告書

チオアミド回転障壁に基づくプロリンペプチド結合異性化酵素Pin1の阻害剤創製

研究課題

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研究課題/領域番号 25670059
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 創薬化学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

中川 秀彦  名古屋市立大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (80281674)

連携研究者 家田 直弥  名古屋市立大学, 大学院薬学研究科, 助教 (00642026)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2014-03-31
キーワードケミカルバイオロジー / 酵素阻害剤 / 薬学
研究概要

ペプチド中のリン酸化されたセリン-プロリン結合およびトレオニン-プロリン結合を異性化する酵素Pin1の阻害剤を開発することを目指して、チオアミドを含むプロリンペプチド誘導体の開発を行った。チオアミドは、通常のプロリンアミド結合に比べて、異性化のためのアミド結合回転障壁エネルギーが高くなっており、ペプチド異性化反応が進みにくくなる効果が期待できる。Pin1酵素の基質となるペプチド様構造を有する化合物の反応点アミド結合をチオアミド結合に置換した化合物を合成し、阻害能を評価したところ、基質の競合から予想されるよりも大きい阻害能を示し、チオアミド構造が阻害に寄与することが示唆された。

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公開日: 2015-06-25  

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