体内埋込型の超小型顕微鏡を有する微小循環観察装置の開発を行い、倍率の異なる3種類の装置を開発した。PGAの不織布やポリエステルを足場として組み込むことで、安定した視野を確保し、高解像度のCMOS素子を導入することで解像度を確保した。完全人工心臓を用いて短期慢性動物実験を3度行った。完全人工心臓で駆動し、その間継続して微小循環観察を続けた。駆出波形や運動負荷、薬物による微小循環への影響を長期的に数日間に分けて観察し、解析を行った。拍動流と連続流では微小循環に流れる血流量には差があることが確かめられた。
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