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2015 年度 研究成果報告書

内因性酸化LDL阻害因子の同定とその動脈硬化性疾患制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25670133
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 薬理学一般
研究機関信州大学 (2014-2015)
独立行政法人国立循環器病研究センター (2013)

研究代表者

垣野 明美  信州大学, 先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所, 助教(特定雇用) (00534637)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード酸化LDL / 酸化LDL受容体 / 動脈硬化
研究成果の概要

酸化LDL-酸化LDL受容体相互作用は動脈硬化の進展に重要である。本研究では、リガンドである酸化LDLを標的とする内因性ブロッカーとしてDel-1を同定した。Del-1は酸化LDLに結合し、受容体の種類に関係なく酸化LDLの細胞への取り込みを阻害し、酸化LDLによる細胞応答を抑制した。さらにマウスでのDel-1過剰発現は血管壁脂質沈着を抑制した。本研究により、変性LDLとその受容体だけではなく防御因子を含めた3者のバランスが崩れることが、動脈硬化を進行させる可能性が考えられた。

自由記述の分野

薬理学

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公開日: 2017-05-10  

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