研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、線維芽細胞から肝細胞様(iHep)細胞へのリプログラミングと細胞増殖の関係を明らかにすべく、リプログラミング過程における細胞増殖の様子を動画解析するとともに、遺伝子・タンパク質の経時的発現解析を行った。その結果、線維芽細胞にiHep細胞誘導因子を導入すると、わずか48時間でiHep細胞が出現し、増殖を開始することが明らかとなった。この結果は、実際の医療応用を考えた上で、iHep細胞を短期間のうちに用意し、治療や検査に利用できる可能性を示唆している。
発生生物学、幹細胞生物学、再生医学