研究課題
挑戦的萌芽研究
がん細胞は自己増殖に必要なエネルギーを確保するために解糖系を活性化させている。一方、ポリコーム群タンパク質による遺伝子抑制機能はがん化の原因要因の1つと考えられている。我々は、過去の研究結果から「がん細胞ではエネルギー代謝とポリコーム群機能は相互依存している」という仮説を立てた。本研究では本仮説の確度を得ることを目的とした。研究成果として、3種の代謝系キナーゼがポリコーム群機能に関わっていることが示唆された。これは我々の仮説を支持するものであった。今後、本研究を前進させることで生物学的のみならず医学的貢献を図りたいと思う。
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http://www.riken.jp/pr/press/2013/20131001_1/digest/