研究課題/領域番号 |
25670162
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
多久和 陽 金沢大学, 医学系, 教授 (60171592)
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連携研究者 |
吉岡 和晃 金沢大学, 医学系, 助教 (80333368)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | ホスホイノシチド / ホスファターゼ / PI3-キナーゼ / 小胞 / 血管 / 内皮 |
研究成果の概要 |
小胞膜上では、産生されたPI-3-Pはホスファターゼによる脱リン酸化を受け、PI-3-Pレベルは適正に調節される。内皮において小胞輸送を制御するPI3K-C2αのカウンターパート分子であるMTMメンバーを同定してその機能を明らかにした。内皮に発現するMTMファミリーメンバーを同定し、GFPタグを付加した分子を発現させて、エンドソームに発現していることを確認した。このホスファターゼ分子はPI-3-Pレベルを負に調節し、PI3K-C2αとともに小胞運動の調節に関与していた。この機能を介して内皮細胞の遊走、細胞間接着および形態形成に重要な役割をはたすと示唆された。
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自由記述の分野 |
血管医学、病態医化学、生理学、細胞生物学、脂質生化学
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