研究課題
挑戦的萌芽研究
近年、Natural Helper 細胞(NH細胞)が見出された(Moro K, Nature 2010)。マウスにおいて、マンソン住血吸虫の虫卵(2000ヶ)投与後、NH細胞の肝臓内集積が認められ、投与3日後に ピークを示した。PET-SPECT を用いた観察では、ピーク時に肝臓全体のシグナル増強が認められたものの、住血吸虫虫卵周囲の肉芽形成過程を描写するには、解像度を含めて改善すべき点も多く、今後の課題が明らかとなった。
寄生虫学