Eukaryote made Taq DNA polymerseの安定した生産体制を確立し,子宮感染症に対して羊水中マイコプラズマ、細菌の迅速同定プロトコールを提案した。次に、16SリボソームDNAに対してリアルタイムPCRから各melting temperature (Tm)値を算出するTm mapping法を開発し、敗血症患者の血液から直接100菌種以上を同定し血液培養法と高い一致率を得た。次に、蛍光相関分光法(FCS)によるNF-kB活性化定量法を開発し、SIRS病態の早期診断有用性を明らかにした。Tm mapping法とNF-kB活性定量測定の組み合わせは敗血症早期治療に有用となる。
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