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2014 年度 研究成果報告書

新規核種(89Zr)標識ヒト化低分子抗体によるがんのPET画像診断法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25670273
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 病態検査学
研究機関岡山大学

研究代表者

松浦 栄次  岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (20181688)

研究分担者 竹中 文章  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教 (10642522)
佐々木 崇了  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教 (10461253)
研究協力者 小林 和子  岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 助教 (20304298)
喜多 祥一  株式会社医学生物学研究所 (70524205)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードZr-89 / がん / PET / 低分子抗体 / 画像診断
研究成果の概要

種々のがんの高感度検出が可能で、かつ低被爆の「抗体PETプローブ」の開発を目的として、がん抗原mesothelin(MSLN)に対する低分子化抗体scFvを作製した。scFv抗体のMSLNに対する解離定数は約10-50nMで、これをキレート剤DFOにより修飾し、ジルコニウム(Zr)-89で標識した。89Zr標識抗MSLN-scFv抗体をNCI-H226中皮腫細胞移植担がんマウスに尾静脈より投与し、その生体内分布をPETイメージングおよび解剖後の臓器放射能測定により調べた。その結果、PETでは投与48時間後に最もコントラストが高く腫瘍が描出され、本PETプローブのがん検出への有用性が示された。

自由記述の分野

免疫学、病態検査学、分子イメージング

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公開日: 2016-06-03  

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