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2016 年度 研究成果報告書

臨床解析と分子細菌学的手法による敗血症発症因子の解明と予測法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 25670277
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 病態検査学
研究機関岐阜医療科学大学

研究代表者

中山 章文  岐阜医療科学大学, 保健科学部, 教授 (70536721)

連携研究者 松吉 ひろ子  関西学院大学, 理工学部, 助教 (10448772)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード敗血症 / 大腸菌 / 病原因子 / 髄膜炎
研究成果の概要

臨床解析によって分類した菌血症、尿路感染症、健常者由来の大腸菌株を用いた解析において、菌血症由来株に9種類の既知病原遺伝子の優位な保有を認めた。未知病原遺伝子の検索では、新生児髄膜炎由来大腸菌株について全ゲノムの分析、BLASTおよびPfamデータベースに対する相同性検索を行った。その結果、タンパク質機能が未知で類似の構造モチーフを既知蛋白質に認めない12種類の遺伝子が見つかった。更に、これらの遺伝子は菌血症、尿路感染症、健常者由来の大腸菌88株において殆ど保有を認めなかった。以上の結果から、12種類の機能未知遺伝子が大腸菌の血液脳関門の通過に重要な役割を有している可能性が示唆された。

自由記述の分野

臨床微生物学

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公開日: 2018-03-22  

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