研究課題/領域番号 |
25670295
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疫学・予防医学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
中村 裕之 金沢大学, 医学系, 教授 (30231476)
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研究分担者 |
神林 康弘 金沢大学, 医学系, 講師 (20345630)
福冨 友馬 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), 診断・治療薬開発研究室, 室長 (30463110)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | アレルギー / 小児 / 腸内細菌 / 気管支喘息 / 食事 / 肥満 / マイクロバイオーム / メタゲノム |
研究成果の概要 |
アレルギー疾患、特に難治性の気管支喘息と肥満の合併が、共通した食生活の問題から生じることが指摘されている。25年度にリクルートできた年齢3-5歳の児で3年間に喘息が消失した人の子4人と、存続した子5人、花粉症が存続した4人について、採取した糞便より、腸内菌種解析とメタゲノム解析を行った。その結果、3群間には、炭水化物摂取の差と、Enterobacteriaceaeなどの発現パターンの差が認められた。特に、喘息消失群と存続群ではBidfidobacteriuの発現パターンと体重増加の関係が認められることから、小児の喘息の消失には、炭水化物などの摂取を控えた体重増加の抑制が有効であると推測された。
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自由記述の分野 |
予防医学、公衆衛生学
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