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2013 年度 実施状況報告書

睡眠呼吸障害が網膜細小血管系に与える影響:循環器疾患の危険予測を目指して

研究課題

研究課題/領域番号 25670308
研究種目

挑戦的萌芽研究

研究機関公益財団法人大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター(予防推進部・循環器病

研究代表者

川崎 良  公益財団法人大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター(予防推進部・循環器病, その他部局等, その他 (70301067)

研究分担者 山岸 良匡  筑波大学, 医学医療系, 講師 (20375504)
磯 博康  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50223053)
谷川 武  愛媛大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80227214)
北村 明彦  公益財団法人大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター(予防推進部・循環器病, その他部局等, その他 (80450922)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード睡眠 / 網膜 / 医用画像 / 予防医学 / 循環器疾患
研究概要

平成25年度の研究として、Circulatory Risk in Communities Study (CIRCS)のデータを用いて睡眠呼吸障害と網膜血管指標との関連について明らかにするための準備段階として、眼底写真のデジタル化、とデータセット作成を実施した。
眼底写真のデジタル化:網膜血管形態を詳細に解析するためには高解像度のデジタル眼底写真が必要となる。そこで、35mmポジフィルムで保管されている眼底写真をデジタルフィルムスキャナーでデジタル化を行った。CIRCS研究参加者のうち、睡眠呼吸障害検査と眼底写真検査を同時期に行った対象者において、2001年1620名(3240枚)、2002年1584名(3168枚)のデジタル化が終了した(平成25年3月31日現在)。引き続き、2003-5年分の眼底写真についてデジタル化し、データベースと照合する作業を続ける(平成26年上半期に終了予定)。デジタル化が修了した眼底写真は対象者の他のデータベースと照合して解析の準備も行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究計画通り、眼底写真のデジタル化を行い、データベース作成を行った。眼底写真のデジタル化にあたり、取り込みの至適条件を求める作業に時間がかかったため、当初の計画よりも約1ヶ月程度の遅れがある。この遅れは平成26年度内に予定通りに追いつくことができる範囲であり、おおむね順調に進展していると自己評価した。

今後の研究の推進方策

平成26年度はデジタル化した眼底写真を網膜血管解析ソフトウェアで解析することが主な研究内容となる。解析項目として、網膜血管径、蛇行度、及び血管分岐パターン解析についてすでに準備が整っており、解析に当たることができる状態である。眼底写真のデジタル化に約1ヶ月程度の遅れがあるが、平成26年度上半期中に遅れを取り戻すことができるよう、研究補助者を確保している。

次年度の研究費の使用計画

眼底写真のデジタル化に若干の遅れがあるため、当初予定してた研究データとの照合にかかる雑役務費の額に差が生じた。
平成26年度前半に遅れた分の眼底写真デジタル化作業が終了する予定なので、それに併せて研究費を使用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 眼から見た高血圧2014

    • 著者名/発表者名
      川崎良
    • 学会等名
      日医生涯教育協力講座セミナー 家庭高血圧測定の重要性 ~仮面高血圧の診療の実際~
    • 発表場所
      山形
    • 年月日
      20140118-20140118
    • 招待講演

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公開日: 2015-05-28  

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