• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

大動物を用いた腸管上皮幹細胞の移植技術確立

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25670372
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 消化器内科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

佐藤 俊朗  慶應義塾大学, 医学部, 特任准教授 (70365245)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード腸管上皮細胞 / 粘膜再生治療
研究成果の概要

炎症腸疾患は慢性腸管炎症を特徴とする疾患であり,免疫統御療法によって治療されている.最近,粘膜治癒が長期寛解を予測する治療ゴールとなっているが,粘膜再生治療の効果については十分な検証がなされていない.我々は新しく開発されたオルガノイド培養技術を利用し,大動物を用いた粘膜再生治療の確立を試みた.大動物飼育施設を利用し,飼育ブタより内視鏡的に採取したサンプルよりオルガノイドを樹立し,上皮損傷後のブタ腸管粘膜への内視鏡的な移植を行った.オルガノイドは7-10日間の生着が内視鏡的に確認された.さらなる移植技術の最適化により,炎症性腸疾患への粘膜再生治療の実現を目指したい.

自由記述の分野

下部消化管学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi