研究課題/領域番号 |
25670374
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
日野 啓輔 川崎医科大学, 医学部, 教授 (80228741)
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研究分担者 |
原 裕一 川崎医科大学, 医学部, 講師 (60550952)
仁科 惣治 川崎医科大学, 医学部, 講師 (70550961)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 酸化ストレス / ミトコンドリア / 活性酸素種 / 鉄 / C型肝炎ウイルス |
研究成果の概要 |
酸化ストレスは肝発癌に関連する病態であるが、C型肝炎ではマイトファジーと呼ばれるミトコンドリアの品質管理が障害されて、酸化ストレスが増強することを報告した(Am J Pathol 2014)。本研究ではHCV感染細胞に鉄キレート剤を添加すると、ミトコンドリア内の2価鉄が減少し、マイトファジーが回復することを明らかにした。マイトファジーの回復は肝発癌抑制にも繋がるが、ミトコンドリア内の鉄欠乏がどのようにしてマイトファジーを誘導するかは今後の検討課題である。
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自由記述の分野 |
肝臓病学
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