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2014 年度 研究成果報告書

新規抗凝固薬のRhoキナーゼ/サイクロフィリンA阻害作用による多面的作用の可能性

研究課題

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研究課題/領域番号 25670379
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 循環器内科学
研究機関東北大学

研究代表者

下川 宏明  東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00235681)

研究分担者 佐藤 公雄  東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (80436120)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードシグナル伝達 / スタチン / 低分子量G蛋白
研究成果の概要

スタチンは、脂溶性・水溶性に関わらず、血管内皮細胞でSmg-GDSの発現を用量依存的・時間依存的に亢進させた。スタチンにより発現が亢進したSmg-GDSは、低分子量Gタンパクの一つであるRacと複合体を形成し核内へ移行し、そこでproteasomeによりRacが分解されることが分った。一方で、SmgGDSは、もう一つの低分子量GタンパクであるRhoとは結合せず、Rhoは核内には移行せず、細胞質内に留まることが分った。このように、スタチンの有する多面的作用の本質的な分子機構に、SmgGDSが重要な役割を果たしていることが明らかになった。

自由記述の分野

医療系薬学

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公開日: 2016-06-03  

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