研究課題/領域番号 |
25670408
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
松尾 清一 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70190410)
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研究分担者 |
坪井 直毅 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (50566958)
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連携研究者 |
黒田 俊一 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (60263406)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | マクロファージ / バイオナノカプセル / 腎虚血再灌流障害 / ドラッグデリバリー |
研究成果の概要 |
バイオナノカプセル(BNC)を応用したドラッグデリバリーシステム(DDS)により、マクロファージ(Mφ)を選択的かつ炎症部位特異的に機能抑制することで、抗炎症・免疫抑制効果と副作用の軽減を両立させた革新的な治療法開発を目指した。蛍光標識BNCに、Mφ標的抗体を結合させたBNCを作成、マウスMφ細胞株に添加し、その局在を顕微鏡下で確認した。同BNCのマウスへの経静脈投与では障害腎のみに蛍光陽性細胞を認めたため、障害特異的なBNCデリバリーが示唆された。遺伝子封入BNC添加によるMφ細胞での有意な発現はみなかったものの、BNCを用いた白血球特異的DDS開発に関する基礎的データを得ることができた。
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自由記述の分野 |
腎臓学、免疫学
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