研究課題
挑戦的萌芽研究
H.pylori, P. gingivalis, Laji細胞株から抽出したDNAのランダムprimerを用いたPCR材料から得たDNAからエントリーベクターを構築した。これを大腸菌へトランスフォームし、ひとつひとつのコロニーを分離し、発現プラスミドのサブクローニングを行った。これらを鋳型にして無細胞蛋白質合成を行い、蛋白質の発現ライブラリーを構築した。
2: おおむね順調に進展している
平成25年度中に菌株の蛋白質発現ライブラリーを構築する計画であり、順調な経過と考えている。
これまでに構築した無細胞蛋白質ライブラリーに対して、患者血清、健常者血清のスクリーニングを行う。
昨年度4月より工学部系の無細胞生命科学工学研究センターと、申請時申請者が所属していた医学部系のプロテオ医学研究センターが発展的に解消合併して、プロテオサイエンスセンターが発足した。このため、申請者が無細胞生命科学工学研究センターの消耗品および設備を共用できることとなった。このため、無細胞蛋白合成にかかる費用を大幅に節約することができた。スクリニーングは回数を増やすと費用がかかるが、今後はこの費用をスクリニーングの数を増やすことに利用し、効率的に実験を行いたい。464,965円を次年度使用可能となったため、当初の計画書どおりのスペックの蛍光顕微鏡の購入費用と、スクリーニングの費用に当てたいと考えている。
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