Helicobactor pylori株(SS1)、Porphyromonas gingivalis株(RDB6613),ヒトB細胞白血病細胞株(Raji)からののコムギ胚芽無細胞蛋白質合成を行った。ビオチン化したこれらの蛋白質をプローブにして、生検組織中で膜性腎症、間質性腎炎、その他の症例の蛍光染色を行い、病理組織学的解析を行った。その結果、IgGの蛍光抗体法の結果と重複するいくつかの候補を得ることができた。現在この現象が他の症例でも共通にみられるか解析中である。また、その他のIgG4関連疾患との関係について研究を継続する予定である。
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