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2013 年度 実施状況報告書

C9FTD/ALSと孤発性ALSを繋ぐ病態機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 25670417
研究種目

挑戦的萌芽研究

研究機関新潟大学

研究代表者

小野寺 理  新潟大学, 脳研究所, 教授 (20303167)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード神経病態
研究概要

GGGGCC繰り返し配列を有するクローンの作製を行った.C9FTD/ALS患者DNAを鋳型として,PCR法によりGGGGCCクローンをもつ断片のクローニングをすでに終了していた.GGGGCC配列はPCRでの増幅が困難であったが,申請施設は繰り返し配列のPCR法での増幅に豊富な経験があり,患者DNAにて増大繰り返し配列の増幅とクローニングに成功した.我々は,得られた断片のライゲーションを繰り返すことにより正常域を超えた100リピート以上の繰り返し配列をもつ断片のクローニングに成功した.本クローンを用いて,GGGGCC繰り返し配列に結合する蛋白質の同を試みた.得られたクローンから.得られた蛋白質をSDS-PAGEにて分離・展開した後にLC-MS/MSによる分析を行い,結合蛋白質を同定した.さらにこれらのタンパク質の発現ベクター,siRNAによる検討を行った.また抗体の検討を加え,得られたクローンが問題の無いことを確認した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

予定通りGGGGCC配列に結合する転写因子群の同定に成功しているため.

今後の研究の推進方策

当初の計画通りに遂行する.

次年度の研究費の使用計画

計画は順調進んでいるが,分子生物学的解析には,サンプルが十分に集まった後にまとめて解析した方が望ましいと考え,平成26年度に解析過程を延長したため.
分子生物学的解析に使用する

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Japanese amyotrophic lateral sclerosis patients with GGGGCC hexanucleotide repeat expansion in C9ORF72.2013

    • 著者名/発表者名
      Konno T, Shiga A, Tsujino A, Sugai A, Kato T, Kanai K, Yokoseki A, Eguchi H, Kuwabara S, Nishizawa M, Takahashi H, Onodera O.
    • 雑誌名

      J Neurol Neurosurg Psychiatry.

      巻: 84 ページ: 398-401

    • DOI

      10.1136/jnnp-2012-302272.

    • 査読あり

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公開日: 2015-05-28  

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