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2014 年度 研究成果報告書

ALS発症病態に関与する新規TDP-43分解制御機構の同定への挑戦

研究課題

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研究課題/領域番号 25670419
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 神経内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

河原 行郎  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80542563)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード脳神経疾患 / 筋萎縮性側索硬化症 / 痴呆 / カスパーゼ / 細胞死 / 前頭側頭葉変性症 / ネクローシス / アポトーシス
研究成果の概要

筋萎縮性側索硬化症 (ALS)などでは、TDP-43が断片化などの修飾を受け、変性神経細胞内に蓄積している。中でも、約25kDaのC末端断片 (CTF25)の蓄積が顕著である。しかし、正確な切断点、切断酵素、切断の生物学的意義の詳細については不明であった。本研究では、小胞体に局在するカスパーゼ4が、174番目のアスパラギン酸残基を認識・切断することによりCTF25が産生されることを明らかにした。本切断は、TDP-43のクリアランス開始のシグナルとなっており、この切断を阻止すると、クリアランス速度が著しく遅くなり、過剰となった完全長TDP-43を介して、細胞死が増悪することも明らかにした。

自由記述の分野

神経内科

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公開日: 2016-06-03  

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