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2014 年度 研究成果報告書

造血幹細胞移植後不妊の新たなメカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 25670443
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 血液内科学
研究機関北海道大学

研究代表者

豊嶋 崇徳  北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40284096)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード造血幹細胞移植 / GVHD / 卵巣 / 不妊 / 免疫抑制剤
研究成果の概要

同種造血幹細胞移植のGVHDと不妊の関連に注目し、マウス骨髄移植モデルを用いて研究を行った。その結果卵巣にドナーT細胞の浸潤、卵巣顆粒膜細胞にアポトーシスがみられ、卵巣GVHDの発症が確認できた。顆粒膜細胞由来のホルモンAMHの産生が低下し、排卵数の低下が認められた。さらに、移植後の交配実験ではGVHD群で出産能の低下がみられた。一方Methylprednisolone 10mg/kgの投与で卵巣GVHDの発症が抑制され、妊孕性が維持された。以上の結果から、卵巣はGVHDの標的臓器であり、GVHD予防が卵巣機能と妊孕性の維持に重要であることが示唆された。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2016-06-03  

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