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2014 年度 研究成果報告書

シグナルパスウェイ構成蛋白の発現・変異解析による造血抑制性サイトカインの同定

研究課題

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研究課題/領域番号 25670448
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 血液内科学
研究機関金沢大学

研究代表者

中尾 眞二  金沢大学, 医学系, 教授 (70217660)

連携研究者 小川 誠司  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60292900)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード再生不良性貧血 / 造血抑制性サイトカイン / インターロイキン10 / CXCL12 / クローン性造血
研究成果の概要

再生不良性貧血(再不貧)発症の初期段階に関与するサイトカインを同定するため、シクロスポリン療法によって改善した非重症再不貧8例の未輸血・未治療時点での末梢血遺伝子発現プロフィルをマイクロアレイにより解析した。その結果、赤血球外造血に関連するいくつかの遺伝子の高発現に加えて、造血幹細胞を静止期に保つIL10、CXCL12などのシグナルパスウェイが活性化されていることが明らかになった。また、免疫抑制療法によって改善した別の再不貧12症例に対するエクソームシーケンシングでは、骨髄異形成症候群で検出される遺伝子変異の他に、造血幹細胞を負に制御しているPEG3、SMARCA2などの変異が同定された。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2016-06-03  

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