• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

抗リン脂質抗体症候群におけるアデノシン二リン酸(ADP)受容体を介した血栓形成機

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25670455
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 膠原病・アレルギー内科学
研究機関北海道大学

研究代表者

渥美 達也  北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20301905)

研究分担者 奥 健志  北海道大学, 北海道大学病院, 助教 (70544295)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード抗リン脂質抗体 / 血小板 / アデノシン2リン酸(ADP)
研究成果の概要

マウスモノクロナル抗リン脂質抗体231Dは、preliminaryな検討で血小板ADP凝集能低下を誘導したが、再精製された抗体では再現できず、3種のサブクローンいずれを用いても、やはり十分な再現性を示さなかった。一方、ヒトモノクロナル抗体であるEY2C9や一部の患者IgGでは認めた。現在、その機序について検討中である。
更に、μチップを用いフロー下の白色血栓を観察するT-TAS®では、抗リン脂質抗体存在下での性血栓傾向は乏しかった。抗リン脂質抗体を含めた動脈血栓症の予防に頻用されるADP受容体(P2Y12)阻害剤はAPSで効果的でない可能性もあり今後の検討が必要である。

自由記述の分野

膠原病・リウマチ学

URL: 

公開日: 2016-06-03   更新日: 2017-10-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi