研究成果の概要 |
形質細胞様樹状細胞(pDC)は、取り込んだDNAをToll-like receptor 9 (TLR9)で感知し、莫大な量のインターフェロン(IFN)-alphaを産生して、自己免疫性・炎症性疾患を引き起こす。広汎なキナーゼを阻害する薬剤ダサチニブはpDCのIFN-alpha産生を抑制する。その責任キナーゼと基質を同定するために、標的キナーゼがわかっているさまざまなキナーゼ阻害剤の添加とキナーゼmRNAのノックダウンにてLIMK1, TESK1, RIPK2の3つまで候補キナーゼを絞り込んだ。
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