研究成果の概要 |
NK細胞/CTLの脱顆粒機能解析、責任蛋白発現解析、及び既知の原発性HLHの責任遺伝子解析を通じて症例を集積し、一般的な検査データの組み合わせでHLH症例の病態分類が可能である事を報告した。 (Yasumi, et al. British J Haematology, 2015) 更に、HLH症例由来のCTLライン作成に成功し、脱顆粒機能や細胞傷害活性の評価を行うシステムを構築した。加えて、FHL3患者由来のCTLラインに原因遺伝子UNC13Dの変異cDNAコンストラクトを強制発現させて、蛋白発現や脱顆粒機能に与える影響を解析する系の確立にほぼ成功した。
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