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2014 年度 研究成果報告書

炎症反応によるうつ病発症の分子機構解明に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25670510
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 精神神経科学
研究機関千葉大学

研究代表者

橋本 謙二  千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 教授 (10189483)

研究協力者 張 継春  千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 特任助教 (00733320)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード脳神経疾患 / 炎症 / うつ病 / ニコチン受容体 / 脳由来神経栄養因子
研究成果の概要

煙草の成分であるニコチンが結合する受容体の一つであるα7ニコチン受容体は、炎症に関わっていることが知られているが、うつ病との関連は判っていない。今回、α7ニコチン受容体遺伝子欠損マウスを用いて、うつ病の病態におけるα7ニコチン受容体の役割を調べた。今回、α7ニコチン受容体遺伝子欠損マウスはうつ症状を呈することが判った。さらに、脳由来神経栄養因子(BDNF)が側坐核において有意に増加しているが、他の部位では差が無かった。この知見は、側坐核におけるBDNFの増加が、α7ニコチン受容体遺伝子欠損マウスのうつ症状の病態に関与していることが示唆された。

自由記述の分野

精神医学

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公開日: 2016-06-03  

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