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2013 年度 実施状況報告書

酸素マイクロバブルによる血管内血液直接酸素化の研究

研究課題

研究課題/領域番号 25670561
研究種目

挑戦的萌芽研究

研究機関東海大学

研究代表者

川口 章  東海大学, 医学部, 教授 (30195052)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードマイクロバブル / 酸素 / 人工肺 / 血液酸素化
研究概要

酸素マイクロバブルによる血液の直接酸素化を生体外(IN VITRO)で実験的に検討するため、
酸素マイクロバブル発生システムのノズルを実験用回路へ設置し、
① 酸素流量、②酸素気圧、③血流量、④血流速度、⑤超音波振動の有無、⑥周波数、⑦振幅などを変化させて、微少な酸素バブルを発生させる段階にある。こののち、
1)血液ガス測定で血液の酸素化を比較して「最適なバブリング条件」を策定すると共に、
2)フリーヘモグロビンの増加程度から「赤血球障害の程度」も観察し、
3)動物実験において人工肺としての実用性を検討する

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

酸素マイクロバブルによる血液の直接酸素化を生体外(IN VITRO)で実験的に検討するため、酸素マイクロバブル発生システムのノズルを実験用回路へ設置し、
① 酸素流量、②酸素気圧、⑤超音波振動の有無、⑥超音波周波数、⑦超音波振幅などを変化させることで、酸素マイクロバブルを発生させる実験を繰り返しているが、上記の何れかの要素の調整不良または不備によりバブルサイズが大きくなり、マイクロバブルが発生しないため、生体内での実験に移行できない。

今後の研究の推進方策

血液内酸素マイクロバブリングの有用性と生体への影響を生体内(IN VIVO)で検討する。酸素マイクロバブリングの投与部位を、①上大静脈、②下大静脈、③右房、④肺動脈、⑤左房、と変化させて行い、
1)酸素化効率・投与能(=補助能力)の比較を行う。
2)酸素マイクロバブリングによる生体への影響として、短期的な血液内酸素マイクロバブリングの後に、下記の病変を検討する。
3)慢性補助ラットを低酸素環境において、生存および酸素化の程度をマクロに検討することで有用性・現実的な実用性を検討する。

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公開日: 2015-05-28  

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