研究課題
挑戦的萌芽研究
解剖学的に仙骨前隙正中に主要な血管や神経叢が無いことに着目し、仙骨前隙経路を利用した腹腔鏡下手術の可能性を検討した。一般的に仙骨前隙正中に主要な血管及び神経叢を認めない。更に会陰ポート挿入時は鏡視下で血管・神経を確認しながら行えるのでこれらの損傷を回避する安全確実な手技といえる。仙骨前隙を利用した腹腔鏡手術の手技の実現性、難易度、安全性を確認するために1動物実験、2画像による検証、3献体による正常解剖の確認、4組織学的検討の4項目を行った。
内視鏡外科