研究課題
(1)正常と癌の幹細胞に対する効果(毒性検討):正常の初代培養細胞(上皮、間葉系)とともに、そこから細胞分離装置(FACS AriaII)で分取した幹細胞集団(CD44, CD34, CD133等)の培養液にリード化合物を添加して細胞死(AnnexinV),セネセンスβ-Gal染色)、エピジェネティック(クロマチン免疫沈降PCR)を検討した。(2)薬物動態:リード化合物をモデル動態に関する基本的データを取得した。(3)治療実験(マウス):『現行の抗癌剤治療に上乗せする形で癌幹細胞を標的化し、総合的に腫瘍の根絶化を図れるかどうか』検討した。(4)創薬実現へ:得られた化合物が特許整備を進め、将来の臨床応用に向けて、前臨床試験まで基盤を構築した。
すべて 2014
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