• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

グリア性脳虚血耐性メカニズムの解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25670622
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 脳神経外科学
研究機関山梨大学

研究代表者

小泉 修一  山梨大学, 総合研究部, 教授 (10280752)

連携研究者 木内 博之  山梨大学, 総合研究部, 教授 (30241623)
篠崎 陽一  山梨大学, 総合研究部, 講師 (10443772)
繁冨 英治  山梨大学, 総合研究部, 助教 (00631061)
柴田 圭輔  山梨大学, 総合研究部, 助教 (50580411)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードグリア細胞 / アストロサイト / 脳卒中 / 虚血耐性 / グリア伝達
研究成果の概要

「虚血耐性」とは、非侵襲虚血(PC)負荷を経験するとその後の侵襲虚血に対する抵抗性が獲得できる現象である。マウス中大脳動脈閉塞(MCAO)モデルを用いたin vivo虚血耐性モデルを作成し、グリア細胞の役割を解明した。PCによりアストロサイトの活性化が認められること、活性化アストロサイトはP2X7受容体発現を亢進させることにより、虚血耐性を誘導することが明らかとなった。これらグリア性虚血耐性は、非常に強力かつ持続的であり、脳を守るために非常に重要な内在性メカニズムであることが示唆された。本仕組みの制御により、脳卒中に強い脳、脳卒中の予防、さらに治療に役立つ戦略が開発される可能性が示唆された。

自由記述の分野

Neuropharmacology

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi