研究課題
挑戦的萌芽研究
我々のこれまでの FZD10 遺伝子の発現調節を指標にした研究から、SS18-SSX はFZD10遺伝子の上流プロモーター領域に直接的に作用し、同領域のクロマチン修飾の状態を変化させることにより SS 特異的な発現の亢進をきたしていることが明らかとなった。特に、FZD10 遺伝子の発現とヒストンのアセチル化が連動していることを見出していた。そこで、ヒストンのアセチル化に関与する HAT について SS18-SSX と相互作用因子について検討した。その結果、2つの HAT (SSIH1 及び SSIH2 と命名)が SS18-SSX と相互作用し得ることを見出した。
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Cancer Med
10.1002/cam4.237.