研究課題
挑戦的萌芽研究
骨粗鬆症性骨折、関節リウマチに伴う関節破壊、骨肉腫切除後の骨欠損部の修復等、様々な骨の病態に、骨リモデリングの異常が関与する。患者由来の骨芽細胞を多数調整して骨欠損部位に移植できれば、効果的な治療法となる可能性がある。我々はヒト骨芽細胞を体細胞より直接誘導することに成功した。そこで安全性の高いベクターを用いてこの技術の向上を図り、実用的な骨再生医療への基盤を確立することを目的とした。その結果、非ウイルス的方法によって骨芽細胞を誘導することができ、その骨形成能を認めた。本研究の成果は、移植用のテーラーメイド骨芽細胞を提供し、骨粗鬆症性骨折や人工関節置換後の骨修復等の再生治療に応用が期待できる。
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