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2014 年度 研究成果報告書

PCOS治療におけるメトホルミンの弱点(内膜抑制作用)克服に向けた研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25670694
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 産婦人科学
研究機関千葉大学

研究代表者

生水 真紀夫  千葉大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30226302)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード産婦人科学 / 生殖医学 / メトホルミン
研究成果の概要

メトホルミンは、排卵障害に投与されるが排卵率に比し着床率が低い。そこで、メトホルミンは内膜細胞の増殖および関連シグナルを変化させることで着床不全をもたらすとの仮説を立てて検証した。メトホルミンは、子宮内膜癌細胞株の細胞増殖と関連シグナルを抑制したが、正常子宮内膜上皮由来株(EME6E7TER-ERα)には影響を与えなかった。次に、met服用者の子宮内膜組織について、メトホルミンの影響を検討した。メトホルミンは、癌組織のERK・mTOR経路の抑制・増殖マーカーを低下させたが、正常内膜には影響を与えなかった。以上より、メトホルミンは正常内膜細胞の増殖シグナルと増殖に影響を与えないと考えられた。

自由記述の分野

生殖内分泌

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公開日: 2016-06-03  

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