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2015 年度 研究成果報告書

リプログラミング分子機序から受精卵の全能性機能を解明する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25670710
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 産婦人科学
研究機関国立研究開発法人国立成育医療研究センター

研究代表者

阿久津 英憲  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 生殖医療研究部, 部長 (50347225)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード発生 / 卵子 / 全能性
研究成果の概要

受精卵は細胞核リプログラミング現象に関して2つの非常に興味深い事象を提示している。これまで受精卵の全能性で重要である遺伝子発現量補正に関わるX染色体の不活化機序に着目し卵子細胞における刷込み型X染色体不活化が卵子細胞核タンパク質の特定の化学的修飾(H3K9me3)により制御されることを見出した。これを受け、X染色体不活化を制御することで全能性獲得に寄与する転写因子を探索し、Pou5f1(Oct4)がこのエピジェネティック リプログラミングに関与することを見出した(本成果は国際誌へ投稿中)。卵子のリプログラミング分子機序から受精卵の全能性機能を解明するキー因子の働きを明らかにできた。

自由記述の分野

生殖発生学

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公開日: 2017-05-10  

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