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2015 年度 研究成果報告書

蝸牛血管条辺縁細胞におけるスフィンゴミェリンによるKCNQ1の調節機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25670719
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関熊本大学

研究代表者

宋 文杰  熊本大学, 生命科学研究部, 教授 (90216573)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードKCNQ1/KCNE1 / スフィンゴミエリン / PKD
研究成果の概要

これまで、スフィンゴミエリン(SM)代謝によるK+チャネルであるKCNQ1の発現制御が示唆されている(Lu et al., 2012)。本研究は、これを細胞レベルで証明するために行われた。主な結果:1)SM合成酵素(SMS1)阻害剤であるD609の投与により、KCNQ1/KCNE1電流密度が低下した。2)SMS1shRNAにより、電流密度が減少し、電位依存性は変化しなかった。3)SMS1の過剰発現はshRNAと逆の効果を齎した。4)PKD阻害剤がshRNAと同様に電流を抑制し、両者が非加算的であった。よって、SMS1によってKCNQ1/KCNE1が正に制御されることが初めて明らかとなった。

自由記述の分野

神経科学

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公開日: 2017-05-10  

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