研究課題/領域番号 |
25670724
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
長岡 泰司 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (00333691)
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研究分担者 |
善岡 尊文 旭川医科大学, 大学病院, その他 (20548854)
大野 晋治 旭川医科大学, 大学病院, その他 (50571890)
大谷 真一 旭川医科大学, 大学病院, その他 (70548841)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 網膜循環 / 一酸化窒素 / 硫化水素 / 微小循環生理 |
研究概要 |
(研究目的) 一酸化窒素(NO)、一酸化炭素(CO)、硫化水素(H2S)など生体内で産生される低分子ガス状物質は生体恒常性維持に重要な役割を担っている。我々はこれまでに網膜血管内皮から産生される一酸化窒素(NO)が血管拡張物質として網膜循環調節に重要な役割を果たしていることを明らかにしてきた。しかしながら、NO以外のガス分子であるCO, H2Sの網膜循環への作用は検討されていない。そして、これらのガス分子が生体において統合的にどのように網膜微小循環調節を行っているかのメカニズムも未解決である。本研究の目的は、COおよびH2Sが網膜循環調節に関与するかどうかを検討し、新たな網膜硝子体疾患治療法の確立につなげることである。 (研究実績) 現時点では、摘出血管における検討を進めているところである。概ね順調に推移していると考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
現時点では、摘出血管における検討を進めているところである。概ね順調に推移していると考えている。NOガスにおける網膜循環への作用は順調に進んでおり、得られたデータをまとめて、学会発表、論文発表を行っている。一方、H2Sガスに関しては、現時点で市販されているH2Sドナーが十分な血管拡張作用を示しておらず、さらなる改善が必要と考えている。
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今後の研究の推進方策 |
NOガスについては順調に進んでおり、計画通りに研究を進めていきたいと考えている。 H2Sガスに関しては、学会などで新しいH2Sドナーの情報を得たので、それを用いて、硫化水素H2Sの網膜循環への作用を詳しく検討したいと考えている。
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