次年度の研究費の使用計画 |
研究実績の概要に記載したように2D-DIGEシステムの解析条件の変更に伴い予定していた二次元電気泳動装置Ettan DALTsix Large Electrophoresis Systemの購入を取りやめたこと、標識蛍光色素や解析に必要な器具試薬類を扱うメーカー側の事情により納品に通常よりかなり時間が掛かること、この標識蛍光色素の有効使用期限が短いことのため、発注を調整する必要が生じた。 次年度使用額(73,263円)が派生したが、これはマウスの遺伝子型決定や組織可溶化に用いる試薬・酵素類に充てる。平成26年度では、リン酸化タンパク質の精製に用いるphosphoprotein purification kit(54,000×2円)計108,000、リン酸化タンパク質画分のCy3またはCy5による標識に用いるCyDye DIGE Fluors Cy3 及び Cy5(各150,000×4)計600,000円、二次元電気泳動に用いる薬品および消耗器具類に256,000円を使用。チューブ及びチップ等のプラスチック器具に合計60,000円。マウスの遺伝子型決定に用いる32Pヌクレオチド類(放射性同位元素)に61,000円を使用する。 その他の費用として、遺伝子改変マウスの維持と繁殖のため、マウスの管理委託費(山梨大学動物実験施設)として108,000円を、また変動リン酸化タンパク質の同定のため質量分析計によるタンパク質同定受託サービスの利用費用として207,000円を使用する。
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