研究課題
挑戦的萌芽研究
ケロイドは慢性炎症性線維化疾患であり、炎症を抑制することは重要な治療アプローチの一つである。Rapamycinやtacrolimusなどの免疫抑制剤がケロイドに抑制的に作用する可能性があるが、ケロイドは適切な動物モデルがないため実際の作用の詳細は不明である。ケロイド線維芽細胞―CD4陽性T細胞共培養モデルを用いて、より生体に近い条件で免疫抑制剤のケロイドに対する作用を検証した。免疫抑制剤がケロイドを抑制する可能性を示した。
創傷治癒学