ヒトMuse細胞（多能性組織幹細胞）を利用した次世代血管新生治療法の開発

2013 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 25670749
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 吉村 浩太郎 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (60210762)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2014-03-31
• キーワード: 多能性幹細胞 / 創傷治癒 / 糖尿病 / 皮膚潰瘍

研究概要

Muse細胞を用いて、血管新生治療の研究を行った。FACSを用いてSSEA3陽性細胞を単離し、糖尿病マウスの創傷治癒に対する効果を観察した。Muse細胞はげんざいまでのところ、ヒト由来しか存在しないため、SCIDマウスにSTZを注射してタイプ１糖尿病を誘導することにより免疫不全糖尿病マウスを作製して利用した。Muse細胞は有意に創傷治癒を改善、加速し、その有効性が示唆された。現在論文投稿を準備中である。