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2014 年度 研究成果報告書

口腔レンサ球菌との共生を目指して:自然免疫の増強

研究課題

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研究課題/領域番号 25670794
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 病態科学系歯学・歯科放射線学
研究機関東北大学

研究代表者

高田 春比古  東北大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (30135743)

研究分担者 多田 浩之  東北大学, 大学院歯学研究科, 講師 (70431632)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード口腔レンサ球菌 / 口腔上皮細胞 / 自然免疫 / 抗菌因子 / LL-37
研究成果の概要

口腔に常在するレンサ球菌には、プロバイオテイクス機能が期待できる。本研究では、これら細菌と共生することで、自然免疫が増強される可能性を探った。その結果、1) 活性型ビタミンD類 (VD)で口腔上皮細胞を刺激すると様々な抗菌因子、特にLL-37産生が亢進した。2) VDと菌体成分を組み合わせると、更に有効であった。3)LL-37は歯周病原性で様々な全身疾患にも係るPorphyromonas gingivalisの増殖を抑制した。今後は、口腔レンサ球菌とVDとを組み合わせて、抗菌作用の増強を図り、口腔ならびに全身の健康増進の可能性を模索したい。

自由記述の分野

口腔微生物学・免疫学

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公開日: 2016-06-03  

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