研究課題
挑戦的萌芽研究
咬合感覚異常患者(1.咬頭嵌合位での咬合接触の異常を6か月以上にわたり訴える、2.患者は問題歯を特定可能である)のうち、ボツリヌス毒素治療に同意を得られた患者に対し、日夜の咬筋活動記録後、ボツリヌス毒素注射を行った。咬合異常感覚はVisual Analogue Scale(VAS)を用いて評価した。その結果、ボツリヌス毒素注射後、口腔顔面痛は軽減傾向にあったが、異常感覚の顕著な軽減は観察されなかった。
補綴・理工系歯学