研究課題
挑戦的萌芽研究
唾液腺がんおよび健常部唾液腺を100例以上搭載した高密度組織マイクロアレイを作製した。唾液腺がん部と健常上皮部を描出するための抗サイトケラチン抗体と染色条件を決定した。唾液腺上皮部および唾液腺がん部を2値化するための、画像解析アルゴリズムを最適化した。唾液腺がん部と健常唾液腺上皮内に発現する標的タンパク質の半定量化に成功し、症例間の量比差を数学的に解析する解析法の概要を確立した。唾液腺がん組織マイクロアレイを用いて、アクチン結合タンパク質であるアクチニン-4の染色体コピー数増加が唾液腺がんの予後因子になりうることを見出し、論文化した。唾液腺がん組織マイクロアレイを数種類の抗体の免疫染色行い、唾液腺がん悪性度を分類する分子プロファイルの同定を試みた。
2: おおむね順調に進展している
当初の計画通り、唾液腺がん組織マイクロアレイは完成している。唾液腺がんに特化した画像解析法のコンセプトを確立した。組織マイクロアレイを利用した論文を執筆した。
唾液腺がんに特化した染色法、画像解析法の最適化と詳細の決定を行う。
すべて 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 16件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件) (うち招待講演 7件)
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