看護職者は、社会及び医療の大きな変化に対応するために、今後、より高いストレスマネジメント能力が求められる。そのような中、わが国の看護職者は高いストレス状況にあり、特に対人的ストレスが大きいことが報告されている。 そこで本研究は、看護職者の対人的ストレスのマネジメントを促進する支援方法として、看護職者に特化したインターネット上で展開する対人スキル小集団訓練プログラムを開発した。また、17例の試行から、プログラムの評価と今後の課題を明確にした。今回、開発したプログラムは、不規則な勤務形態に対応できるとともに看護職者の肯定的な特徴が活かされており、有効で実用可能性が高いといえた。
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