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2013 年度 実施状況報告書

ヒーリングタッチにおける生理的・主観的評価

研究課題

研究課題/領域番号 25670905
研究種目

挑戦的萌芽研究

研究機関群馬大学

研究代表者

桐山 勝枝  群馬大学, 保健学研究科, 助教 (70412989)

研究分担者 柳 奈津子  群馬大学, 保健学研究科, 講師 (00292615)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードヒーリングタッチ / ランダム化 / 脳波
研究概要

今年度前半は、被験者への研究説明書、同意書、質問紙等を検討し作成した。
申請時に予定していた脳波測定器と心電計のデモ機を業者から借用しプレテストを行ったが思うような使用感が得られず、別社の機器に変更して購入することになった。この機器は、1つのシステムで脳波と心電図を2人同時に計測・表示できるものである。また、皮膚温やビデオ撮影などによる動作解析も後にオプションで追加できるため、今後研究の幅を広げる際に有用である。
申請時の予定では、ヒーリー(ヒーリングタッチをする人)とヒーラー(ヒーリングタッチを受ける人)のペアを2組同時に計測するため2セット購入予定であったが、実験機器の購入費が予定より大幅に上がったため、1セット分の購入となり1ペアずつになった。そのため、実験に要する日程が倍になる予定である。また、申請時はヒーラーが本物のヒーリングタッチとプラセボのヒーリングタッチを行う予定であったが、プラセボのヒーリングタッチはヒーリングタッチ未経験者が行う方法に変更した。さらに、本物とプラセボをランダムに振り分けることにしたため、被験者募集の方法も若干複雑になった。
これらの準備を終了後、臨床倫理審査を受け承認を得た。承認を受けた後に機器の購入の手続きを行ったが、海外から取り寄せる時間がかかり、実験開始が予定より半年遅れになった。その間は、被験者の募集、研究協力者との打ち合わせ、日程調整などに時間を費やした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

プレテストを重ねた結果、実験方法の再調整や実験機器の変更などのため、臨床倫理審査委員会の承認を得るまでに時間がかかってしまった。そのため、実験機器の発注、実験協力者のスケジュール調整などの開始が遅れ、実験開始が半年遅れてしまった。

今後の研究の推進方策

実験方法について、申請時は一人のヒーラーが本物のヒーリングタッチとプラシボのヒーリングタッチを行う予定であったが、プラシボのヒーリングタッチはヒーリングタッチ未経験者が行う方法に変更し、ヒーリーをランダムに振り分ける方法に変更した。
脳波測定器、心電図、解析ソフトを個別で購入予定であったが、一体化した精密なシステムを購入したため、料金が倍になってしまった。そのため、2セット購入予定が1セット購入となり、データ収集の日程が倍かかる予定となった。対応策としては、実験日数を倍にし期間内に研究終了できるよう努める。

次年度の研究費の使用計画

実験に使用するデモ機を借用しプレテストを行った結果、別の業者で実験機器を購入することに変更した。その結果、実験方法の微調整もあり、研究協力者・被験者との調整にも時間がかかった。また、臨床倫理審査の承認を得てから実験機器の購入を行ったが、海外から取り寄せる製品であったため、平成25年度内に納品できず翌年度に繰り越しとなった。
平成26年4月に実験機器とそれに伴う消耗品が納品された。5月より実験開始するに従い、謝礼などの人件費を使用予定である。

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公開日: 2015-05-28  

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