研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、臨地実習において学習が停滞した学生と、そのような学生に指導困難を感じる教師の認識について調べた。全国の看護師養成機関のアンケート調査と学生6例、教師7例に対するインタビュー調査を行った。その結果、学生は素直になれない、上手く言葉で表現できない状況にあったが、教師は現れた言動や記録から問題を探る、考える、評価するなどしていた。教師の一生懸命さが、学生を追い詰め逆効果となることや学生の防衛反応、混乱に巻き込まれ見えなくなることなどについて、指導方法を考察することが重要と考えられた。
基礎看護学