研究課題/領域番号 |
25670926
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
森谷 栄子 北里大学, 看護学部, 講師 (70348598)
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研究分担者 |
大野 佳子 北里大学, 看護学部, 准教授 (20347107)
中井 泉 北里大学, 看護学部, 助教 (80523711)
小林 奈美 北里大学, 看護学部, 教授 (90311406)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 外来看護 / 家族 |
研究概要 |
現在、在院日数の短縮化や慢性疾患患者の増加、在宅医療の進展により外来医療・看護に期待される機能は変化している。また、少子高齢化や核家族の進展等にともない、援助の対象者は外来患者のみだけでなく、家族支援のニーズも高まっている。そのような中、本研究の目的はを背景に外来における患者および家族を1つの単位とした問診および看護面接の検討・効果を明らかにし、新たな外来システムへの示唆を提案することである。 現在の医療機関外来における家族支援に関する国内文献検討を医学中央雑誌WEB版(Ver.5)を使用し、2003年から2013年の10年間を検索し、家族支援内容について分析を行った。その結果、医療機関外来で家族支援・介入をしている文献は、看護職;59.8%、医師;29.6%、その他;10.6%であった。看護職の領域別では、小児科;38.9%で、患児の療養生活指導、医療処置指導等であり、救急外来;10.6%で、危機的状況にいる家族の精神的支援・介入が多いことが示唆された。 次年度は、医療機関における外来の看護師、その他のスタックの業務内容およびタイムスタディの実施及び患者等の待ち時間、診察に要する総時間等、現状を把握する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
体調不良等による教員の欠員が生じ、研究を遂行するための時間確保が困難になり、予定していた調査が実施できず遅れが生じた。
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今後の研究の推進方策 |
研究のタイムスケジュールを研究分担者とともに再度検討・立案し、特に調査期間・調査方法、研究協力医療機関を近郊にする等再度検討する。
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次年度の研究費の使用計画 |
研究分担者の体調不良や教員の欠員が生じたことにより、予定していた研究調査が実施できず、研究に伴う旅費を使用することがなかった。また、研究協力医療機関が決定しなかったため、打ち合わせ会議に伴う旅費および会議費、謝金を使用することがなかったため。 次年度、研究分担者とともに、調査を遂行するための旅費、調査にご協力いただいた方への謝金、ならびに昨年度計画していたデータ分析に使用するための統計ソフトの購入、調査データの入力にかかる人件費に使用するため、次年度に繰り越していただきたい。
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